川崎競馬2歳馬チェック☆★☆  A

田村豫志雄厩舎
ミラクルブライアン
ボワイトオーク
 
 年明けの早い時期から5頭が入厩している田村豫志雄厩舎。「何も知らないで入厩してきた馬ばかり。馴致から始めた」と頭絡をつけること始まり背中に人を乗せるように、調教もダクから徐々に集団に慣らす併せ馬へと切り替えていった。すでに3頭が能試を受けているが、ソウシュウペガサス(父ローゼンカバリー)は「素直な性格で覚えが一番早かった。先行馬を意識して配合された血統」、ソウシュウイダテン(父シルクジャスティス)は「我が強くここまで来るのは根比べ。その根性がいい方に出てくれれば」、ホワイトオーク(父ビワハヤヒデ)は「能試で他の馬が先行く頃まだゲートの中にいた」という大出遅れ。それでも「末脚には光るモノがあった」と満更でもない。「小さかったから諦めかけたが、そのあとグンと大きくなった。そのぶんまだひ弱さ残る」という。その他には「スピード値高い」という青森産キングブライアン産駒ミラクルブライアンと、パークリージェント産駒アーカーシャガルマが控えている。
2004年6月号
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