川崎競馬2歳馬チェック☆★☆  D

鈴木敏一厩舎

スガノライン
 デビュー済み2歳はまだ1頭だけという鈴木敏一厩舎は秘密兵器の宝庫。そのスガノライン(父メジロマックイーン)は緒戦を3着。「スタートして行き脚つかなかったが距離延びて良いタイプ」だという。これまで10頭入厩したが、「能試後ソエを気にした」ラックラン(父テンビー)とテラノモンド(父グランドオペラ)はすでに休養に入った。ヤクモビーナスの下ヤクモオリンピア(父クロコルージュ)とスガノスキャン(父スキャン)が今開催の能力試験を受けるまでに仕上がっているとのこと。
「今月の7日には青森で乗り込んだのが入ってくるし、そのほか2頭牧場で控えている状態。休養馬との兼ね合いもありうちの2歳態勢が整うのは11月くらいになりそう」と鈴木師。中でも注目の期待馬は以下の2頭。要チェック! 
◆カリメーラ◆ 牡  鹿毛
父 リンドシェーバー
母 フリー


8月半ばに入厩し、もっか15-15を2回消化した段階だが「調教の感じからするとスピードはなかなかのもの。10月での能力受験を目指して調整中」
◆テラノゴースト◆     牡  芦毛
父 プレザント
母 ブライティアリリイ


道営にいったん入厩して能力50秒で合格してから川崎に移籍した経緯を持つブラックドンカルロの弟。「まだ弱い面もあるから具体的なプランは先になりそうだが、能試を好タイムで受かっているんだから素材として期待がもてる。ゆったりした跳びのせいか、460キロくらいのわりに大きく見せるタイプだね」とデビューは脚元と相談しながらになる。 
2004年9月号
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