6月生れ
坂下武男厩務員(2日) |
伊藤利義調教師(3日) |
高橋隆厩務員(4日) |
熊本由三厩務員(5日) |
久保勇騎手(6日) |
稲子善行騎手(7日) |
伊澤純也厩務員(8日) |
畠中幸一厩務員(8日) |
高橋行人厩務員(9日) |
田村浩幸厩務員(16日) |
佐藤博紀騎手(18日) |
村田六郎調教師(23日) |
福島秀夫厩務員(23日) |
木戸勉厩務員(24日) |
甲斐隆志厩務員(26日) |
藤田隼人厩務員(26日) |
星谷俊厩務員(27日) |
佐藤修吉厩務員(30日) |
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坂下武男 厩務員<長谷川三郎 厩舎>
今年2月、坂下武男厩務員の姿はNARグランプリ2002表彰式のひな壇にあった。地方競馬全国協会から優秀厩務員として表彰されたのである。坂下厩務員は1930年6月2日熊本県生まれ。73歳になった。実家は荒尾競馬場近くで魚屋を営んでおり厩舎からの御用達で配達なども手伝っていた。その時垣間見たのが「馬の世界」。すっかり馬に魅せられて両親に内緒で佐賀競馬の門を叩いた。見つかって戻されたが懲りず今度は遠く大阪・園田競馬場へ。川崎競馬場へは昭和28年から。魚屋を継いで欲しいという両親の願いは断たれ、競馬を生業に井上厩舎で厩務員となった。それからこの道まっしぐら、50年のキャリアを誇る大ベテランである。「周りの人に恵まれたから今がある」とは坂下厩務員の弁。思い出の馬は東京盃を勝ったオーナーズシュン。オーナーズチェスでは名古屋に遠征して東海菊花賞馬を制覇、そして逃げ馬・ロマンスゴッテスも忘れられない一頭だという。「みんなの足を引っ張らないように、まだまだがんばる」と汗を拭きつつ語る。今では父の背中を見て育った長男の光弘さんが同じ川崎競馬の厩務員として活躍。志を継いでいる。
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