2月生れ
佐々木吉郷調教師(1日) 林隆之厩務員(1日) 森下淳平厩務員(1日) 山崎尋美調教師(3日)
杉村雅央厩務員(4日) 関本慎吾厩務員(5日) 川口亘厩務員(6日) 上玉利満弘厩務員(9日)
大重武志厩務員(9日) 深野塁騎手(10日) 高橋敏男調教師(12日) 高月賢一調教師(13日)
佐藤茂秋厩務員(14日) 三井信行厩務員(14日) 白木和也厩務員(15日) 鈴木敏一調教師(15日)
武田吉春厩務員(15日) 江戸健厩務員(19日) 村田順一厩務員(19日) 川村大次郎厩務員(20日)
池田孝調教師(21日) 内田勝義調教師(23日) 佐藤健二調教師(23日) 八木正雄調教師(23日)
内田竹彦騎手(23日) 暮部清志厩務員(25日) 佐々木正三郎厩務員(25日) 佐藤敏明厩務員(27日)
米田隆之厩務員(27日) 畠中久幸厩務員(28日)

    *** 深野 塁 騎手<大和田明厩舎> ***


 1971年2月10日、相馬の野馬追で有名な福島県原町市で17代続く奥州中村藩武士の末裔、深野(ふこうの・本当はこう読む)家の四男として生まれた深野塁騎手。「由緒あるお家だから塁という名前にも意味があるのでは?」と尋ねると「いや〜塁は野球好きの父が『満塁一発逆転』という理由でつけただけ」だそうだ。 そのお父様は17代目当主として、地元の野馬追はもちろんの事、大井競馬場で行なわれる野馬追などにも参加されている方だ。原町市の野馬追には深野騎手を始め深野四兄弟も凛々しい姿で出陣するという。
 幼い頃から家に馬が居た環境から、自然に馬に乗るようになった。体が小さかった事もあり、中学の頃には騎手を目指し馬術部で本格的に乗馬に取り組んだ。
深野家の神旗「五輪塔」

そんな深野騎手に対してご両親は「騎手とし
てやっていけるのか?」と心配のあまり反対したが、相馬農業高校に進学してからも、馬術部に所属し最終的にはご両親を説得、高校卒業と同時に地方競馬学校の短期免許を受け合格! 川崎(現所属)の大和田明厩舎の所属騎手となる。今年4月でデビュー丸14年。
 私達の質問に淡々と答えていた深野騎手の顔が急にほころんだのは、今年4月で2才になる愛娘莉央ちゃんの話になった時だ。本人曰く娘の誕生は「人生そのものが変わる程の出来事」だったそうで、仕事に対する考え方まで変わったという。馬の仕事に対して広い視野で見る様になった。そして騎乗に対しては、少しでも走る馬に巡り合って自分が騎乗している姿を娘の莉央ちゃんに見て欲しい と思う様になったという。「今まだ小さくて、良く解ってないからなぁ、娘がもう少し大きくなるまで頑張って乗らないとなぁ」と笑う。
 休みの日は、お風呂好きだから家族で温泉や健康ランドへ。そんな時も「娘を風呂にいれるのは俺の仕事だよ!」とすっかり子煩悩パパだ。今年のバースディは?という質問には「2月10日は結婚記念日でもあるからねぇ、奥さんにはプレゼントあげたよ!」と照れ臭そうな深野騎手。近くにいた私達はすっかりあてられっぱなし!  私生活も充実しているようだし、今年はケガに気をつけて「満“塁”一発逆転ホームラン!」に期待! 

ホームに戻る