11月生れ
野崎武司騎手(1日) 坂部浩史厩務員(1日) 渡邊康昭厩務員(2日)  櫻井裕之厩務員(3日)
 山口洋輔厩務員(3日) 鈴木弘之厩務員(5日) 村山常夫厩務員(6日) 山田純男厩務員(7日)
金子正彦騎手(12日) 野佳隆厩務員(12日) 伊澤大輔厩務員(13日) 一條智史厩務員(14日)
峯尾智厩務員(15日) 山下理恵子厩務員(15日) 武井榮一調教師(18日) 友定伸介厩務員(18日)
上玉利二三厩務員(20日) 鈴木直亮厩務員(21日) 樋口富男厩務員(25日) 坂野真佐樹厩務員(26日)
森美由紀厩務員(27日) 安部光男厩務員(28日) 川端一人厩務員(28日) 杉村勝実調教師(29日)
尾西猛厩務員(29日) 井上政明厩務員(30日)
                                                           

 「最近は競馬を楽しんで乗っている。若いときはがむしゃらで、怪我して痛くても乗りたかった(怪我は首と頭以外ほとんど経験、鎖骨は7回、手足、腰、靭帯など)けど、今は歌じゃないけどNO.1じゃなくてONLYONE。仕上げる喜びもあって結果がでればレースで誰が乗っても素直にうれしい。とにかく一つ一つ大事に」そう答える表情は穏やかで優しいが本人曰く性格は「変わった性格、偏屈で仕事でもプライベートでも納得できないと嫌。」なのだそう。
 騎手会長を務めて5年、とにかく「みんなのこと優先」。なにより今、土台を作らないとこれから先みんなが大変になると騎手と調教師の中間的存在となっている。
 これからのことを聞くと「自分ではまだ乗ってるほうが楽しいし、毎年2歳馬が来てこれに乗りたいなと思うとやめられない。そう思うことがなくなったときがやめ時。けどまだ先はわからない。それにみんなが応援してくれるうちは」。ファンの人の一言一言が活力ですべてが励みだという。
 もっか期待の馬は2歳ではツルオ。12月に中央挑戦しその後放牧に出してリフレッシュするプラン。「体はまだまだ成長途上。大人になって体がついてきてくれれば…。持っている能力は高いから」。とにかく乗り味がよくてなんとなく走る感じがして潜在能力は乗っていて走る馬の分類に入るのだそう。
 先日、京成盃グランドマイラーズで3着に好走したマキノヒリュウは途中いったん馬がレースをやめようとしたそうだが最後もう一回伸びた。「これが成長分。一つ大きいところを取ってあげたい、それが一番の恩返しだから」と嬉しそうに話してくれた。
 両馬とも久保秀男厩舎だが「久保調教師、金子騎手とは同じ中学の同級生。金子とは騎手としても同期」だという。そのほか佐賀の鮫島騎手も同期で、3人とも野崎騎手にとっては「よき相談相手」なのだ。
 普段は自宅でひたすらのんびり。そしてたまに船で海に出て海釣りして気持ちをリフレッシュする。「今だからわかることがたくさんある」11月1日で42歳を迎えた。
2004年11月号
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