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◆◇HAPPY BIRTHDAY 7月生まれ◇◆
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拜原靖之騎手(3日) |
栗林信文厩務員(3日) |
河津裕昭調教師(6日) |
河崎和博厩務員(6日) |
三宅章裕厩務員(7日) |
山林堂信彦騎手(10日) |
鈴木長松厩務員(11日) |
田島寿一調教師(14日) |
伊藤剛厩務員(20日) |
斉藤武夫厩務員(20日) |
中原良二厩務員(21日) |
小竹清一厩務員(22日) |
佐藤伸一厩務員(22日) |
田辺陽一調教師(25日) |
加藤誠一厩務員(25日) |
古澤清英厩務員(30日) |
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内藤智則 厩務員 (岩本洋厩舎) |
昨年7月の川崎競馬倶楽部のスタッフルームにモヒカン姿で登場してくれた内藤智則厩務員。サイト上では前から横から後ろからとスペシャルショットを掲載させていただいた。実はその時に“来年のバースデーに登場してね”という約束をしており、1年越しの取材となった。ちゃんとその約束も覚えていてくれた。
川崎所属の厩務員の中で、最年少の内藤厩務員は7月4日で19歳になった。
誕生日当日はちょうど競馬開催中で、自分の担当馬は出走していなかったが、手伝いをして競馬場で過ごした。普段と変わらない忙しい一日はあっという間に過ぎていったという。
福島県西白河郡出身で、16歳の時に親戚に仕事を探してほしいと頼んだところ、自衛隊・ボクサー・厩務員の3つの仕事を紹介された。どれも体力勝負でキツそうな仕事だが、「動物が好きだから」ということで厩務員を選んだ。
そして3年が経た。
現在担当しているのはザマアマゾンと2歳のミウラボーイ。
内藤さんが厩務員になって初めて出走した重賞がザマアマゾンの桜花賞。大外枠が響いて力を出し切れなかったが、「将来性があって、この馬には期待しています」と目を輝かせる。「この馬に蹴られたことあるんです、ボコッとみぞおち」、 幸い、この時のケガはそんなに大したことはなかったそうだが、元気いっぱいのザマアマゾンに、内藤厩務員の生傷は絶えないそう。
なかなかのおてんば娘なのである。
桜花賞出走のあとすぐに放牧に出されたザマアマゾンは6月のはじめに小向に戻ってきた。「大人しくなって戻ってきた」というから復帰戦はまた違ったレースを魅せてくれることだろう。
「重賞に出たりできる馬を担当できるのはやりがいがある。この馬でタイトルが取れたら‥」という頼もしい言葉も聞かれた。
趣味はサーフィン。久保調教師をはじめサーフィン仲間が厩舎にはたくさんいる。今年はまだ行ってないそうだが、シーズンはこれから。休みの日は海にでかけることも多くなりそう。
まだ19歳。16歳で厩務員の仕事に就いたため、アルバイトの経験もないという内藤厩務員は「この仕事は好きだけど、他の世界も見てみたいという気はします」とまだまだ彼の夢は無限大である。
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2005年7月A号 |
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