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田村豫志雄調教師(3日) |
鳥飼春弥調教師(5日) |
一ノ瀬亨騎手(5日) |
岩城方元騎手(12日) |
佐藤善正厩務員(12日) |
佐々木睦男厩務員(12日) |
滝沢決厩務員(12日) |
河原文高厩務員(15日) |
福有稔厩務員(15日) |
八木仁調教師(16日) |
紺野敏明厩務員(18日) |
今川政男厩務員(20日) |
足立勝久調教師(21日) |
岡田徹厩務員(21日) |
田崎三雄厩務員(22日) |
佐藤健治厩務員(23日) |
山下政雄厩務員(24日) |
山田正実調教師(25日) |
高松良行厩務員(25日) |
大尾朋久厩務員(27日) |
平田正一厩務員(28日) |
鈴木吉彦厩務員(29日) |
増田充宏騎手(30日) |
松本裕樹厩務員(30日) |
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福有 稔 厩務員(山田正実厩舎) |
「人生一回きりだから、思い切ったことをしたかった」
と語る福有厩務員はJRAの競馬学校第一期生として、騎手デビューをした。
同期には柴田善臣騎手や石橋守騎手が顔を連ねる。
初騎乗はエトワールゲランで2着だった。デビューから7戦目、同じエトワールゲランで逃げ切り、初勝利を飾った。騎手時代に特別に思い入れのあった馬はいなかったというが、勝利をプレゼントしてくれた馬たちのことは今でも覚えていると言う。
騎手をやめて、厩務員としてスタートしたのは園田競馬場から。6年ほどの園田での厩務員時代を経て、川崎にやってきて早10年になる。
現在の担当馬はファイブザドリームとコガネタマルの2頭だが、この2頭はもちろん、朝は他の馬の攻め馬もこなす。何でも自分でやらないと気が済まない、というその性格から、全休の日も飼い葉は自分でつけているし、レース前の追いきりも自分で乗っている。
川崎に来てから骨折を3、4回したというが、やはりその仕事に対してのまっすぐな性格からか、馬のことが気になって、完治する前に仕事をはじめることがほとんどだったそうだ。
馬の魅力について聞くと、「ホント、ただ好きなんだよね。それに結果の出る勝負の世界は好きで、ドキドキ感やプレッシャーがおもしろい。」サラリと言ってのけるその言葉にうらやましささえ感じてしまう。
9月15日の40歳のバースデーは、特別に何かすることはなく、家族と過ごす予定。まだ子供は小さいが、子供には手に職をつけてほしい、と早くも子供の将来を思う。たまに厩舎にも遊びにやってくるそうだが、馬を怖がることもないんだとか。でも、「勝負の世界はいいけれど、やっぱり馬の世界はすすめられないよ。」と笑う。
趣味は温泉に行く事と、おいしい物を食べる事という福有厩務員のおすすめのお店は川崎駅前の「ひない鶏」というお店。生卵をからめて食べるつくねは絶品らしい。
(未確認情報だが、福有さんの名前を出せばビール一杯タダで飲めるかも?)
肩の出が悪かったのと、夏休みも兼ねて放牧に出されていたコガネタマルがそろそろ戻ってくるという。「この馬は戻ってきたら楽しみだよ。」とたのもしい言葉が聞かれた。
ぜひコガネタマルが走る日に競馬場で馬券を買ってもらって、当たったお金で「ひない鶏」のつくねを注文してみてはいかがだろうか?
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2005年9月号 |
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