伊藤利義調教師(3日) |
坂下武男厩務員(3日) |
高橋隆厩務員(4日) |
熊本由三厩務員(5日) |
久保勇調教師補佐(6日) |
稲子善行厩務員(7日) |
伊澤純也厩務員(8日) |
畠中幸一厩務員(8日) |
川口真申厩務員(9日) |
赤坂善令厩務員(13日) |
波多野了平厩務員(13日) |
植松泰憲厩務員(13日) |
田村浩幸厩務員(16日) |
佐藤博紀騎手(18日) |
中地雄一騎手(18日) |
村田六郎調教師(23日) |
福島秀夫調教師(23日) |
木戸勉厩務員(24日) |
甲斐隆志厩務員(26日) |
仁岸尚昌厩務員(26日) |
星谷俊厩務員(27日) |
佐藤修吉厩務員(30日) |
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◎今月は6月1日付で免許合格されたお二人が登場です。 |
福島 秀夫 調教師 |
福島幸三郎調教師の次男として厩舎で育った福島秀夫調教師。6月23日で42歳。調教師として初めての誕生日を迎える。
小学五年生の時から騎手を目指して厩舎の手伝いをしていたそうだが、背が伸びてしまい中学2年で断念。そこからは将来の目標を切り替えて勉強に専念。旅行会社に就職し国内・海外と飛び回っていた。
「ロジータがダービーを勝った頃はオーストラリアに赴任中でね。東京王冠賞で三冠達成がかかった秋には帰ってきて見届けることができた」という。
ロジータは母としても優秀な血を繋げているが、故郷である川崎に産駒が来ることはこれまでなかった。しかしついに今年カリズマティックを父にもつ2歳牝駒が福島(幸三郎)厩舎に入厩済みである。アイノイズミと名付けられ7月デビューに向けて乗り込まれている。
厩舎を継ぐべく25歳で再び馬づくりに取り組むことになってからは父の元で調教師を目指して修行。ついに念願叶ったわけだが開業予定の12月に向けて忙しい毎日を送る。「父の仕事を見て育ったが、できれば自分の色を出していきたい。そのためには北海道や中央などで勉強してこようと考えてます。誕生日の日も仕事ひとすじ!」と切磋琢磨で開業準備に余念がない。
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久保 勇 調教師補佐 <武井栄一厩舎> |
5月開催で20年のジョッキー生活にピリオドを打った久保勇調教師補佐。6月1日からは調教師補佐という立場で武井栄一厩舎をサポート。
「厩舎の管理や全頭を把握して先生の役に立ちたい」と燃えている。
大阪府岸和田出身。父は春木競馬の名ジョッキー。
6人兄弟の長兄は久保秀男調教師という競馬ファミリーに育った。
騎手として20年。幾つもの重賞を制してきたが一番印象深いのはトライアンフトーチ。
「今日は3番手でと思えばその通りにスーッと動いてくれる馬だった。腰が悪くて3歳最後の能試合格。そこからA2までいくんだからたいしたもの。戸塚記念は三着だった。今は秦野乗馬クラブにいて時々川崎の誘導馬として登場しているみたいだから注目しててよ!」。
ムチを置くことを決意させたのは10年前の大ケガでの後遺症によるところが大きい。調教中に大腿骨粉砕骨折して丸一年休んだ。幾度も手術を繰り返し今でも膝から太腿にかけてプレートが入っている。
勝負服を脱いで初めての川崎開催を迎えようとしているが「今になって競馬に乗りたくてたまらない」と笑う。6日には41歳のバースデー。次なる目標である調教師の道に向けて邁進する。
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2006年6月号 |