ピックアップ2歳馬
@2002年9月号/A2002年10月−1号
@2002年9月号
ロイヤルブライアン 牡 パームスプリング 牡
<長谷川茂厩舎> <長谷川蓮太郎厩舎>
 鮮やかだったデビュー戦。ケタ違いのスピードで魅せた。「暑さを気にしたんで放牧に出して9月1日に帰厩。すぐに乗り始めたし目標のハイセイコー記念出走に向けて仕上げていくつもり」

シャンハイ
ミナミノブレーヴ
 2戦目の7月以来戦列を離れているが、10月初の競馬から復帰する。緒戦のあと調教中に逃げてきた馬にぶつかって腰を痛めたササ針を施されていた。「馬体は申し分ない。ゲートに問題は残るが素質は高いよ」

スキャン
ナリタワカクサ
パレガルニエ 牝 ラピュータ 牡
<池田孝厩舎> <山崎尋美厩舎>

 血統からはスピードタイプだが、体系は長距離型でレースぶりが楽しみ。「8月27日に入厩したばかりだが10月の競馬には使う予定。まだ馬が幼く難しい面はあるが、重賞に顔出せるくらいにしたい」

シアトルダンサーU
ダービーベター

 父は注目の新種牡馬ミシエロ。スプリント型かと思いきや「おっとりしているんでじっくりと行ける長い距離の方が良さそう」と桜井厩務員。8月下旬の入厩で夏バテ気味だったが、次回のデビューには間に合いそう。

ミシエロ
リリパットクイン

A2002年10月−1号
スギノワンダー 牝 イシノディグニティ
<原三男厩舎> <武井榮一厩舎>
 早くから厩舎内でも評判の高かった一頭。「トレセンでみっちり乗り込んでから5月入厩。まだキャシャで芯が一本通っていないような面もあるが、牝馬にしてはカリカリするところもなく、普通ならこの時期まだソエがダリするもんだが、そんな心配もない。前走の大井を見てもあれだけモマれるレースをしながらの内容だから素質は高い」と原調教師も期待を寄せる。このあとはハイセイコー記念を使って、鎌倉記念から東京2歳優駿というローテーションを進む予定。
リンドシェーバー
マジョリカレデイ
「人なつっこくてまったく手のかからないかわいいヤツです」と甲斐年明厩務員が目を細める。「デビューから二戦くらいは本調子とはいえなかったんですが、それから立て直して、追い切りでも古馬相手に併せ馬で先着するようになりました。乗り役もこの馬は楽だって言いますね。前でもまん中でも、どこからでもレースできるタイプだし、距離延長してからますますいいんで走りますよ」
 父ラムタラに川崎の実績ある血統が掛かってPOGでも毎年人気になる一族

ラムタラ
キク
ビバサンサン 牡 チョウサンタイガー 牡
<八木仁厩舎> <八木仁厩舎>
「札幌のトレーニングセールで買ったんですが、その時乗っていたのがうちの忍の弟の学で、距離延びていい脚使いそうなタイプだって言うし、自分も同じ印象を持った。思った通り、能力試験ではじわじわ伸びてきてくれた。時計的にも上々。先々楽しめそうな一頭です」と八木仁調教師。
ゼネラリスト
フジノタイヨウ
 「面白い名前の馬だろ」担当の市村厩務員から声がかかった。ルドルフの肌にアジュディで気性面を心配したが「うるさい所は全くないね。でも跨ったらとたんに変わる。闘志満々だし『こいつは何かやってくれる』そう信じているよ」母のオリヒメもそうだったが一つ上の半姉も中央の所属。能力試験を間近に控え万全の体制。
アジュディケーティング
オリヒメ
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