〜2002  川崎競馬10大ニュース〜
3月19日 川崎競馬経営改善実施計画の策定 7月12日 883万馬券の出現

  平成13年6月に立ち上げられた川崎競馬経営改善検討会議によって短期(2年)、中期(5年)、長期(10年〜)ごとの目標計画案が練られ、まずはその初年度を「聖域なき見直し」をスローガンに進められた経営改善の成果が実を結び、苦戦する地方競馬の中で「前年比プラス」の成績を上げることが出来ました。

   なんと投票数たったの3票!あわや特払いかと思わせた883万馬券!スタートと同時に1番人気と5番人気の馬が相次いで落馬、入線順位は8番人気―11番人気―12番人気で3連単にすると220通りの実に216番人気!
 勝ったのは今野騎手のフジノミネ号(長谷川蓮厩舎)、最終レースでの出来事でした。
4月1日 3連勝勝ち馬投票券の導入 9月19日
 マスコットキャラクター「カツマルくん」生誕10周年

  待望の新種馬券「3連単」「3連複」が導入されました。夢の高配当が次々と飛び出し、売り上げ増への原動力となりました。

  ウイナーズサークルではお馴染みの「カツマルくん」、一般公募で選ばれたのがちょうど10年前。競馬場では珍しいマスコットキャラクターの更なる活躍に乞う御期待!ちなみに「カツマルくん」は場内の売店で好評発売中です!

4月29日 佐々木竹見ギャラリーのオープン 11月14日
ナイター期間の拡大(ならびにナイター時間延長)

競馬場2号館1階の休憩所にお目見えした「竹見ギャラリー」では等身大の鉄人がお出迎え! 前人未到の7153勝の軌跡とともに思い出の品々が並ぶ新しい競馬場の「憩いの場」となりました。ロジータ記念では「ロジータフェスタ」の会場にもなり、ファンからロジータへのお便りがたくさん寄せられました。ミニ競馬博物館さながらの楽しいスポットは川崎競馬の新名所です。

  11月と来る3月開催がナイターとなって期間が拡大、またナイター時間延長により最終レースが繰り下がりました。これは平日の夜、仕事帰りにレースを楽しめるように、という主旨によるもの。さあ、競馬場に行こう!
5月1日 キングセイバー号、東京ダービー制覇 11月18日 佐々木竹見カップ競走の決定

  第48回東京ダービーはキングセイバー号(八木仁厩舎)が見事戴冠! 2着のジェネスアリダー(八木正喜厩舎)とともにワンツーィニッシュを決め勢いのある川崎勢の力を見せ付けました! 川崎所属馬のダービー制覇はカネショウゴールド以来7年ぶりのこと。鞍上は酒井忍騎手でした。

来る1月28日に「第1回ジョッキーズグランプリ」として実施される「佐々木竹見カップ」。地方競馬から10名、JRAから2名を選出し2レースのポイントで競われます。地方競馬史上最高額となる賞金200万を手中に収めるのはどの騎手だろうか!?

7月10日 台風6号による開催中止 12月25日 統一G1昇格 全日本2歳優駿の実施
  前日からの悪天候でやきもきさせられましたが早期の開催中止で混乱もありませんでした。 
  河内騎手騎乗のユートピアが鮮やかに逃げ切り勝ちしたのが記憶に新しい「全日本2歳優駿」。JRA勢も多数参戦して層の厚い戦いが繰り広げられました。

そのほかの主な出来事
3月31日 鈴木喜雄調教師引退
4月30日 前住和寿騎手デビュー(初勝利は7月28日)
5月20日 中地健夫騎手が厩務員に転向
5月30日 広野保義調教師引退
6月1日 吉橋淳一厩務員が調教師補佐に合格
7月23日 上村尚寛騎手が新潟から移籍し川崎デビュー(初勝利は7月25日)
7月25日 河津裕昭調教師が開業後初勝利
7月29日 ファン感謝デーの実施(2回目は11月9日)
8月12日 「光の馬 イルミネーション」の設置
10月1日 久保秀男騎手が調教師に転向
11月14日 増田充宏騎手デビュー
11月30日 高松淳一騎手が引退
11月30日 新貝一雄、三潟隆次調教師が引退
12月1日 田島寿一、今井輝和厩舎開業
12月23日 沖野耕二騎手、2000勝達成
12月26日 平成14年川崎競馬開催終了 前年比較109.6%
(2003/1月号−@)
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