久保秀男厩舎が開業しました!

  6人兄弟の長男として育った久保秀男調教師。次男は久保勇騎手、三男はエスプリシーズ担当の久保ひろかず厩務員という競馬一家。かつて春木競馬のリーディングに輝いたこともある父親はその後、高知に厩務員として移ったが、長男である秀男師を騎手にしようと幼少の頃から厳しく仕込んだ。小学2年生から馬に跨り、厩舎作業の手伝いもした。「その時は嫌でたまらなくて騎手にだけはなりたくないと内心思っ
久保秀男(くぼ・ひでお)調教師
■生年月日■
1963年3月13日
■血液型■
B型
■出身■
大阪府
■調教師免許収得■
2002年9月29日
■厩舎開業■
2003年4月1日
■経歴■
1980年4月〜2002年9月28日
まで騎手として活躍
たものですが、今となっては感謝してます。中学1年生の時に突然『明日から川崎へ行け』と飛行機に乗せられてこっちに来ましたから。怖い親の元に帰されるくらいならと必死でしたよ(笑)」。
 調教師に転向するまで22年間の騎手生活。通算5524戦668勝という成績を残した。「騎乗数にしても勝ち鞍にしても、もっとどん欲に乗れば良かったと今改めて思いますね。満足はしてません」とムチを置いて半年が過ぎ騎手時代を振り返る。
 「高知から川崎に来て以来ずっと武井先生にはお世話になっています。本当に感謝しています。最初は5馬房ですが、武井厩舎で学んだこと、小さい頃から経験してきたことをバネにしてやっていきたい。少ない馬をちゃんと稼働させる状態をいかに保てるかで今は頭がいっぱいです」。スタッフの皆川さんと今は二人三脚。大好きな海(サーフィン)も当分オアズケだそうだ。
(2003/4月号)
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