6月15日からスタートしている2歳新馬戦。すでに2003川崎競馬スーパーPOGにご参加いただいている皆さんはもちろん、これから申し込もうとしている方もチェックチェック!
来春をにぎわすクラシック馬が隠れているかもしれませんよ〜
川崎競馬倶楽部がピックアップする今月の注目馬は、前開催最終日に行われた能力試験で一番時計をマークしたハネダチアリと、絶好調!武井厩舎が布陣する評判馬イシノギャバの2頭を紹介。いずれも超注目の素質馬です。
▼ハネダチアリ 牡 <岩本 洋 厩舎> |

父 アジュディケーティング 母 ブゼンロイヤル
「能力試験の時点では速いタイムを出す調整をしていなかったんだが、それであのタイムなら上々だよ。新馬とは思えないくらいドシッと落ち着いたところがあってまったイレ込まない。これはほめていい点だね。アジュディケーティング産駒ということもあり、いずれは越えなきゃならない距離の壁も出てくるだろうが、馬格もありフットワークがいいことからも期待している」と岩本洋調教師。アカ抜けた馬体は周囲からも好評判を得ている。
担当するのはキャリア9年目の清水孝泰厩務員。 「普段は馬房の隅でぼーっとしていますね。とってもおとなしいんです。一番最初に自分が跨った時にはワーッ、なんて背中が柔らかいんだって驚きました。こんな馬、自分のキャリアの中でも初めてかもしれません。フットワークが違いますから。自分以外に跨った人からも他の馬が軽自動車ならセルシオの乗り心地って言われました(笑)」。馬房には真新しい青々したチップが敷かれている。「なんか、寝わら食べちゃうんですよ、こいつ。だから今日から青草を細かくしたチップに変えたところです」。初日2レースの新馬戦が楽しみだ。
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▼イシノギヤバ 牝 <武井 榮一 厩舎> |

父 イシノサンデー 母 ユニオンドーター
「一番最初に見た時はそう飛び抜けた印象もなかったが、6月19日に入厩して、初めて3ハロンから速い時計を出した時の動きを見た時に素質の片鱗を見せた。母ユニオンドーターは川崎の長谷川茂厩舎にいた馬でスピード馬として活躍したから、初仔のこの馬も先行力が期待できそうだ」と武井榮一調教師。今開催最終日に行われる能力試験に登場する予定だ。
このイシノギャバ以外も今年の武井厩舎2歳ラインナップは粒ぞろい。この日一緒に併せ馬を消化したトップレジ−ナの仕上がりにも目を細める。POGでも毎年人気を集めるジェフォリー産駒(父ブライアンズタイム)は残念ながら今年は中央の鈴木康弘厩舎に入厩予定(ちなみに現在1歳のヘネシー産駒は川崎入厩予定)だが、ジェフォリーの妹の仔イシノジェフォリ
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イシノギャバ(手前)とトップレジーナの併せ馬 |
ー産駒(父スキャン)が当初の秋入厩予定から早まり今月末には川崎入りが果たせそうだという。さらには秋の入厩予定が待ち遠しいケイエフネプチュン産駒(父デヒアー)がおり「トモがガシッとした好馬体」と武井調教師も期待を寄せている一頭。もっか牧場で順調に乗り込まれているということだ。POGではお馴染みのキク産駒(父ジェネラス)も入厩予定とされている。
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