▼ビービーバーニング 牝 <武井榮一厩舎> |
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左2枚のビービーバーニングの額にはダイヤ形の、右エスプリシーズの額にはハート形の流星があります |
父 バブルガムフェロー 母 ラブチューン
「2歳とは思えない落ち着きがありますね。重心がグッと下がる感じの乗り心地はかなりの素質を感じます。ものすごく人間の指示に従順な馬です」と甲斐騎手も絶賛する逸材ビービーバーニング。能力試験のタイムがなんといっても破格。48秒7は能試レコードかもしれない。馬なりのまま、追うところなく突き離したのだから、追っていれば時計はもっと出たのだろう。
「道営にいったん入厩した経緯があるが、道営ではすでにOP馬相手に攻め馬をこなしていたと聞いている。わーっと言うほどの目立った跳びではないんだが、それでも他の馬が53秒のところ、51秒切って動いてしまう。たいしたもんだよ。血統的なものだけでなく腰がしっかりしていてバランスいいこの馬体からも期待している」と武井榮一調教師。今開催からついに始まる1400メートルの新馬戦へぶつけてくるのも自信のあらわれだろう。
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▼ビービースパイラル 牡 <武井榮一厩舎> |
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額には?マーク |
父 ホリスキー
母 グレースオリビア
49秒6という能試タイムでも十分すぎるくらい速い。同じビービー冠の牡馬ビービースパイラルだって黙ってない。「スタートセンスならこっちの方が上かもしれませんね」と両者に騎乗予定の甲斐騎手。「モマれ弱い面があるので、調教では砂をかぶせて練習してます」というから、スピードだけでなく、その効果も期待できる。
「能試は馬なりだった。砂を被るといやがる面があるから、うまくポンと行けるようならいいね。まだソエを気にしているので固まってくれば。能力は高いよ」

逆ハテナ流星のエスプリエイト(父デヒア 母ケーエフネプチュン)もまた武井厩舎の期待馬です。南関東女丈夫の血が爆発!?
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▼マルダイアイレー 牝 <佐々木仁厩舎> |

父 フジキセキ
母 マルダイルビー
「能試の時は道営からやって来た転入馬ばかりの中に入ってしまったから、時計的にも、内容的にも納得するものではなかった。こればかりは仕方ない。姉のマルダイメグと馬体の感じはよく似てる。でも、今んとこ気性はまったく違うね。妹のアイレーは素直でおとなしいし、姉のような闘争心が出てきて欲しいくらい。レースを積むことで変わってくるだろう。素質はあるから、これから筋肉がどんどんついて良くなってくると思うよ。馬体だって、もっと大きくなるはず」と佐々木仁調教師。
姉であるローレル賞勝ち馬マルダイメグはクラシックのさなかに左ヒザ剥離骨折でリタイア。「ヒザの方は手術をして2ヶ月くらいで良くなったんだが、どうも馬体が戻りきらずに時間がかかってしまった。休養先で速い時計を3本も出すほど乗り込んできているから、今開催最終日の調教試験を受ける予定」と23日に帰厩したばかりだが、目指すロジータ記念に向けて一直線。
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