2003年  川崎競馬10大ニュース
6. 今野忠成騎手500勝達成!

 1月9日の10レースで騎乗したビックトップラン号を勝利に導き自らの勝利数を500の大台に乗せました。なお、今野騎手は9月2日の1レース、ゴールドテンダー号の勝利により生涯勝利数を600勝としました。また2年連続の川崎リーディングにも輝いてもはや川崎を代表するジョッキーとして君臨しています。

7. 山崎騎手鮮烈デビュー!早くもリーデイング上位進出!

 10月27日にデビューした山崎誠士騎手(山崎尋美厩舎)はデビュー初日から前々での果敢なレースぶりが目立ち、早くも翌28日には6鞍めにしてヨーカンドパリ号で初勝利を挙げました。その後も快進撃を続け、12月16日には勝鞍を10勝の大台にのせ新人離れした積極的な騎乗をアピールしています。なお、山崎騎手の騎手服は赤一色、非常に目立つ服色からも意気込みと自信が伺えます。

8. ビービーバーニング号、4連勝で2歳牝馬の頂点に!

  ビービーバーニング(武井榮一厩舎)は暮れの東京2歳優駿牝馬(G1)に優勝、他馬に影をも踏まさぬ6馬身差の圧勝劇で南関東ナンバー1の牝馬に輝きました。能力試験から破格のタイムで話題となりましたが10月31日のデビューから僅か2ヶ月で2歳牝馬の頂点に一気に上りつめました。甲斐年光騎手は同馬の4戦全てに騎乗し3戦目のローレル賞の勝利により嬉しい初重賞制覇を成し遂げました。

9. 全国初の3月ナイター開催(3月27日〜)

 日本一早いナイターと銘打ってスパーキングナイターが3月から開催されました。夜はまだまだ冷え込む季節ながらも連日連夜熱い戦いが繰り広げられました。またナイター開催を記念してリニューアルされた「まんぷく横丁」(1号スタンド2階)は暖をとるにはもって来い!多彩なメニューで評判のレトロな食堂街のお目見えです。
 
10. 特別観覧席リニューアル

 1号スタンド4階はもっかリニューアル中。禁煙となり、ゆったりサイズのシングル席と格安価格のグループ席(6人用・9人用)に生まれ変わりました。


1. 世界最大!大型映像装置『キング・ビジョン』新設

 6月12日、向こう正面にお目見えしたのは世界最大のスクリーン。16m×31mの表示部分では迫力満点のレース映像のほか、オッズや払戻し金が
映し出されます。
 同時にパドックも劇場さながらの臨場感あふれる新スクリーンを搭載、「パドックシアター」として生まれ変わりました!

2. 第一回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ開催

 川崎競馬が生んだ「鉄人」こと佐々木竹見元騎手の偉業を称え新設された「佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ」が1月28日に2鞍組まれ熱戦が繰り広げられました。同レースはJRAを含む各競馬場のリーディングジョッキーが集い、着順ごとのポイントによって競われるもの。第一回は浦和競馬の見澤騎手が優勝し、200万円の賞金を手中に納めました。これは騎手に贈られる最高額の賞金で、レース名に個人の名称が使用されるのも国内初の快挙です。

3. 28年ぶりに川崎競馬場1500mのコースレコード更新
         〜ハッピーアデル号(佐藤博紀騎手)〜

  6月16日C1の8レース、1番人気のハッピーアデル(牝4・内田勝義厩舎)が果敢な逃げでそのままゴール!勝ち時計は1.33.0、実に28年もの間レコードホルダーだったカネショウボーイ(田村豫志雄騎手・現調教師)の時計を0.6秒も更新しました。これにより1500mの馬柱に記載されるレコードタイムは「ハッピーアデル・佐藤博紀騎手」と書き換えられることになります。

4. 三連複で547万馬券飛び出す!

 1月7日の8レース「初夢特別」(C1二組)の競走で、12番人気を筆頭に5番人気、11番人気の決着となり三連複の配当はなんと7万4千129票分の1の確立で払い戻し金は547万730円の大万馬券となりました。
ちなみに勝ち馬はコスモフレイズ、鞍上は岡村騎手、続いて2着は岩城騎手にセカンドベスト、3着は沖野騎手のローランドゥキーでした。

5. 関東オークス(GV)が牝馬戦線の頂点レースに昇格

 全国的にレース体系が整えられるなかで、根幹レースに指定された関東オークスが3歳牝馬の頂点レースに正式に位置づけされた。その第39代関東オークス馬に輝いたのは武豊騎手騎乗のレマーズガール、2位以下は川崎勢が独占し地元の意地を見せました。
 

(2004/1月A号)
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