野崎騎手ケガから復帰

 昨年12月11日の東京湾カップに騎乗中、落馬し右腕粉砕骨折、左肘脱臼および骨折の重傷を負い、治療リハビリの為休養していた、野崎騎手が4月開催から復帰!その心境を語ってくれました。

 「皆様には大変ご心配をおかけしました。お陰様でこうして又騎乗することができ、大変嬉しく思っています。正直、両手が全く動かなかった時には『引退』の2文字も頭によぎった事もあった。それでも沢山の方から暖かい励ましの言葉も頂き、自分自身も『騎手としてまだやるべきことがあるのでは』と思い、復帰に向けて頑張ることができた」という。 
 自分の体が思うように動かず、精神的に悩んだ時期もあった。  「いつも身近に居た女房にはいろいろ気を使わせてしまい、今では申し訳ない気持ちと感謝の気持ちの両方かなぁ」と照れ笑い。「休んでいる間にいろんな事を考えることができたのは良かったと思う、ただ体が動くようになると、早く馬に乗りたいと自然に考えるようになっていたね」 。先月、久しぶりに調教で馬にまたがった時には、ベテランの野崎騎手でも緊張感を感じたそうだ。  最後に約4ケ半ぶりのレースに向けての意気込みはと伺うと「無理せず徐々に感覚つかんでいくしかないねぇ、初心に戻って新たな気持ちであと2、3年は頑張るよ!」と笑顔をみせる野崎騎手。 そんなぁ〜あと2、3年といわず、まだまだこれからもずっと頑張ってくだ〜さい!

(2004/4月号)
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