3月23、24日の一泊二日で、もはや恒例! 那須・教養センターへ倶楽部会員の方々と今春デビューの75期生達を先どり取材に行ってきました。 ツアー参加者のお一人である伊藤さんが体験記を寄せてくださいました〜。
教養センターツアーに参加して。
                                          伊藤一人
 

3月23日24日の1泊2日で川崎競馬倶楽部主催
地方競馬教養センターツアーへ行って参りま
した。今春全国各地でデビューする75期生に
インタビューするという今回の企画、公営競馬
ファンにはよだれものでしょう。
 我々川崎競馬倶楽部一行が教養センターに到着すると早速教官サマが長期騎手課程概要のビデオを見せてくれました。その後日頃厳しい訓練の行われている馬場(1周1,100メートルで結構広い)を見せてもらったり、装蹄についての説明があったり、獣医の先生による間接鏡手術の話があったり…。 見る事聞く事全てが興味深くてずっとわくわくしっぱなしでした。こんなに集中したのは生まれて初めてかもしれません。
 お次は厩舎作業の見学です。教養センターには馬房が160あり、現在は115頭が馬房にいます。今になってオーディンとかナリタキングオーとか見ることができるなんて夢のようです。二頭ともよく手入れされていて元気そうでした。厩舎作業の邪魔にさえならなければ75期生に話しかけてもよいとのことでしたが、皆さん慌ただしく作業していたので話しかけられなかったヨ。でも全員がきちんとした挨拶ができるのと、かけあしで行動(馬がいない場合に限る)するのがとても気持ち良かったです。その事だけでも彼らを応援したい気持ちになりました。
 そして本日のメインのインタビュータイム。75期生18人(北海道2、岩手2、群馬、浦和、船橋2、大井3、川崎、岐阜、兵庫、広島3、熊本)全員と対面して質問しました。
 騎手を目指した動機、厩舎に所属になった理由、尊敬する騎手名とその理由、勝負服のデザインとその理由、技術的に気を付けている点、竹見さんに教わったこととその感想、どんなジョッキーになりたいか、一番勝ちたいレースetcいろんな質問しちゃいました。
   
 我らが川崎・福島幸三郎厩舎所属となる前住 和 寿(まえずみ かずとし)君は加納元騎手のすす めで騎手を志したそうです。尊敬する騎手は森下 騎手で勝ちたいレースは川崎記念とのこと。きち んとした受け答えのできる好青年です。私的には 好青年ゆえ勝負に徹しきれるのかが少し心配です あと前住君関係で目立ったのは好きな馬がニノサ キだということ。他の同期はみんな地元のA級馬 か中央のGTホースを挙げているというのに美味 しすぎです。前住君になんでニノサキが好きな馬 なのかを質問した私は彼がニノサキでレースに出たら絶対に応援に行きます。
 他の75期生で印象に残ったのは“同期の中で一番実力があるのは誰か”の質問で見事一番人気を集めた船橋・渋谷厩舎所属の脇田 創(わきた はじめ)君。脇田君はたまたま私の目の前に座っていたんだけど、インタビュー中に目が合うと私のことをにらむ(ように見えた)んですよ。本当にいい面構えだったし、トップジョッキー目指して精進してほしいものです。応援するヨ。そんなこんなで緊張と興奮のインタビュータイムはあっという間に終了となりました。75期生は終了と同時にJRAの本日のレース回顧を食い入るように見てました。(多分自分達とは見ているポイントが全然違うんだろうなあ)75期生の皆さん、貴重な自習時間を割いてインタビューに協力してくれてありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
 今回のツアーに参加して良かったことは騎手という存在が身近になり、前よりもさらに競馬が好きになったことです。75期生のことはずっと忘れられません。地方競馬を盛り上げるようなスタージョッキーが1人でも誕生すると良いですネ。            
最後になりましたが、お世話になった地全協の方、ダリアさんやHIRONOさん他の皆様、本当にありがとうございました。またこういう機会があったら是非参加したいと思いますのでよろしくお願いします。

追伸:教養センターで山崎先生の息子さん(誠士君なのかな、多分来年卒業です)と立ち話しちゃいました。ハンサムで素直そうでそれでいて一種独特のオーラ出ているしで、スターになるのはこういう子かも(すごく女の子にももてそう)。サインはもらえなくても握手してもらうべきだったなあと後悔し
ています。来年こそは...。

 第75期生オマケ


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