03年12月号 |
インヴァリッド(2歳牡・河津厩舎)は11月30日の東京競馬場に於いてベゴニア賞(2歳500万下・芝1600m)に的場文男騎手を背に出走。地元で2連勝後、鎌倉記念、平和賞と使われた後の芝挑戦でしたが9着という結果に終わりました。この日は季節外れの台風一過で馬場コンディションも不良、そのあたりも微妙に影響したのかもしれません。
センチュリーホース(2歳牝・三橋厩舎)は12月13日の中山競馬場で黒松賞(2歳500万下・芝1200m)に出走、鞍上は森下博騎手。14頭中終始後方のまま13着で入線。翌日の14日7レース(2歳500万下・ダ1200m)には同厩舎のカネマサヴィーナス(2歳牝)が今野騎手とのコンビで出走、後方2番手から直線ジリジリと迫ったものの14頭中9着という結果に終わりました。センチュリーホースは5月デビュー後既にレースを14戦消化しており一方のカネマサヴィーナスも川崎転入後3着、1着と好走している道営出身馬。しかし現時点では中央勢とテンのスピードの差は拭えない印象でした。13日は森下騎手は全部で7鞍、14日の今野騎手は3鞍に騎乗しました。「好天のもとで気持ちよく騎乗してきました!」とは今野騎手のコメント。
同日に行われたGT(朝日FS)の雰囲気も楽しんできた様子です。中央での活躍が見られるのもそう遠い日の事ではないかもしれませんね。 |
03年11月号 |
■ジェネスアリダー武蔵野ステークス参戦
昨年に続いて11月1日武蔵野ステークスへ参戦したジェネスアリダー(牡4・八木正喜厩舎)。昨年の中山1800から条件が変わって今年は東京コース1600b。体調面もすっかり戻って「不安はゲート」という状態で挑みましたが、懸念通りの出遅れで最後方からの競馬。それでも直線スパートするとじりじりと上がり37秒3で追い上げ10着(16頭立)という結果でした。
16番人気の10着は昨年と同様ですが、JCダートの前哨戦だったことを考えると健闘といえるでしょう。
<桑島孝春騎手のコメント>
「最近特に下見所でうるさいので、この日も地下馬道 で騎乗した。ゲートの中ではキョロキョロとよそ見を して落ち着かず、そのままスタートが切られてしまっ たため、出遅れてしまった。道中から4コーナーまで 後方を追走するレースだったのに、直線あれだけの脚 を使うんだからたいしたもの。それだけにゲートの課 題がもったいないね。」
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03年9月号 |
■オール関東リーディングジョッキー対抗戦は別ページに |
03年7月号 |
■6月15日東京競馬エーデルワイス賞(1000万下)参戦したデビューノオドリコは後方を追走したまま13着という結果だった。
■6月17日札幌競馬場で行われた「どさんこ騎手招待競走」に北海道出身の一ノ瀬亨騎手(9着)と岩城方元騎手(6着)が招待され騎乗した。
■7月12日に宇都宮競馬場で大井・川崎のナイター競馬場外発売を記念した南関東騎手招待が開催され、川崎代表として今野忠成騎手が参戦。ポイント制で2鞍を競い12着。 |
03年6月号 |
5月25日東京競馬第6R(500万下 2400m)に出走したコスモベルモット(河津厩舎)。石崎隆之騎手を背に好位から伸びよく4着に健闘。「スピードはないが終い粘る。相手は強いが芝適性を見込んで」(河津師)とつづく6月8日の9Rロベリア賞(芝1800m)に挑戦。「ペースが遅くて折り合いつけるのに手を焼いた。7着といっても勝ち馬との差は0秒3とわずか。芝適性あるし、いずれチャンスがあるはず」と鞍上の金子騎手。芝での勝機も近い。25日の8RカーネーションC(芝1800m)にはミワアンドマリー(山崎厩舎)が出走したが後方から伸びなく14着。石崎隆之騎手が騎乗した。6月1日の東京競馬にはアリオンカイザーとティーケーツヨシが参戦。「二番手に行ってしまった。テンに行きすぎたぶん終いが一杯になった」と内田調教師がいうアリオンカイザーは4R(500万下 ダ1600m)に出走したが14着という結果。5R(500万下 芝2000m)に登場したティーケーツヨシはいったんは先頭に立つなど見せ場十分な3着。「道中は後ろからになって直線だけの競馬。いったんはハナに立ったが馬体を併せて競っているうちに外から交わされてしまった」と八木仁調教師も芝適性を認めながらも悔しそうだった。 |
03年5月号 |
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photo by K.Takahashi |
エスプリシーズ(牡4・武井厩舎)が5月5日、高崎競馬場で行われた群馬記念(GV)に遠征。森下博騎手を鞍上に並み居るJRAの強豪相手にし3着と健闘した。ゲートの出は悪い、ハミは取らない、道中の位置取りもままならぬ、(武井師談)と苦戦を強いられたものの勝ち馬からはコンマ7秒、後続のノボトゥルーに2と2/1馬身離しての3着は立派な成績。古馬になってからはどんな相手にも善戦するあたり一皮むけた感のあるエスプリシーズ、次走は6月4日のかしわ記念。
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photo by Y.Goto |
4月27日東京競馬7R3歳500万下(芝1600)に出走したアリオンダンデイ(三橋厩舎)は内田博幸騎手を鞍上に中団に取り付くも直線じりじりと後退し15着。5月3日9R八重桜賞(3歳500万下芝1600)へ臨んだ野崎武司騎手騎乗のミワアンドマリー(山崎厩舎)は後方のまま伸びを欠き10着。11日の東京6R(3歳500万下芝1800)にはコスモベルモット(河津厩舎)が出走し5着に健闘。「ベースがスローだった事もあり、よくガマンしてくれました。芝適性ありますね」と金子正彦騎手。
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03年3月号 |
3月9日の中山3歳500万下戦(ダ1200)にアリオンダンディ(三橋厩舎)が内田博幸騎手鞍上で参戦しましたが、16頭立ての14着でした。また15日の3歳500下条件(芝1800)にはフブキ、コスモベルベットの河津厩舎2騎が挑戦。的場文男騎手騎乗のフブキは後方追走から直線伸びを欠き14着でしたが、コスモベルベットは4コーナーを回ると金子騎手のステッキに応え7着と迫りました。 |
03年2月号 |
2月2日の中山セントポーリア賞(芝1800)に挑戦したフブキ(河津厩舎)。中央初見参の沖野耕二騎手とのコンビでしたが、ゲートでアクシデントがあり終始後方11着(12頭立て)。
「ゲートからタイミングが合わずレースがチグハグになってしまった。それでも芝コースのためか馬はバテているのに伸び脚が使えた。初めての経験で緊張もありましたが追いやすい馬場でした」(沖野騎手)。 つづく15日には的場文男騎手を背に中山ゆりかもめ賞(芝2200)に挑戦。15頭立て14着でした。
新春につづいて2月9日の中山うぐいす賞(芝1200m)に参戦したアリオンダンディ(三橋厩舎)は、初芝に戸惑いもあったのか後方から伸びを欠き15頭立て12着。鞍上の内田博幸騎手はこの日共同通信杯優勝のブレイク。 |
03年1月-@号 |
明け3歳の特指競走挑戦一番手として新春1月5日の中山第6レース(3歳500万下 ダート1200m)に参戦したアリオンダンディ(三橋厩舎)でしたが、後方から直線伸びを欠き、16頭立て12着という結果でした。鞍上は内田博幸騎手。
■三橋三吉調教師 「終いのいい馬なんで、抑えていって直線持ち味が生きればと思ったが、直線で内にいたこともあって出るに出られなくなってしまったのが残念」 |